オープンソースのプロジェクトには時には空気を読まない人も必要(反省文)
どうも,sotarokです.
昨日のいろいろで,ちょっと自分で考え直して,反省すべきことがあったのでブログに書いておきます.
4/28に,PHP本体の開発者ML(PHP Internals)で,名前空間の区切り文字に異を唱える人がいて,いや,さすがに今更過ぎるだろー(名前空間区切り文字に関する)と思い,Twitter で
おい,今更PHPの名前空間区切り(バックスラッシュ)に異を唱えてる人がいるぞw 怒り心頭でござるw http://bit.ly/c3BdLq
と発言してしまったのですが*1,これはあとから考えたら,なんかダメだったなーと思うに至りました.
今更であること自体は考え直した今でも今更だと思っていますが,こういう人をばかにしたように晒したり(いやまー晒してやろうってつもりもなかったんですが)しては,オープンソースプロジェクトの開発は育っていかんな,と思いました.自分がもし,勇気を出してプロジェクト本体に意見を表明したときに,「こいつ今更かよばかじゃんw」とかいわれたら,それは今後関わりたくなくなるなあ,と思います.
そういう小さな周囲の態度がそのプロジェクトに関わる人の間口を狭くしてしまうんじゃないかなあとか.
今回は,やはり自分の考えによって見えている世界観に凝り固まった頭の固いリアクションをしてしまったな,と恥ずかしくなりました.
まあ,そういうわけなので,オープンソースの開発ってのはいろんな人が関わって,いろんな人が突然変なことをいったことがきっかけでとてつもない方向に成長できる可能性みたいなものってのもあるんだろうし(とはいえ,ある程度そのプロジェクトでこれまでどのような議論がされて,どのような開発方針で今やっているのか,などは意見を発する前に調べたりするってのも必要かとも思いますが),空気の読まない発言をした人でも,そういう人が,もしかしたら将来そのプロジェクトに大きく貢献する人になるかもしれない可能性があるということを忘れてはいけないな,
と,自分に言い聞かせるためのエントリでした.
いろんな人から意見をもらって,あーでもないこーでもないと議論できるのがオープンソースの良いところだもんねえ.
#名前空間区切りがこれで考え直されるなんてことはないとはおもうけど,あったらさすがPHPとしか言えないか
*1:削除済みなんですが