肉とビールとパンケーキ by @sotarok

少し大人になった「肉とご飯と甘いもの」

#02 ゲストOSインストール用のための設定(vmdk、vmx)::VMWare×CentOS5 Windowsでカンタン開発環境

ゲストOSのインストール場所を決める

じゃあ今回は、
D:\VM\CentOS\
とします。

ですので、vmdkファイルは
D:\VM\CentOS\CentOS.vmdk
に作ります。

qemu入手

vmdk作るための実行ファイルです。

vmdkてのは、仮想的なハードディスクとか言ってしまえばいいと思います。qemuというソフトを使って、ゲストOSをインストールする仮想的な場所を作ります。
ダウンロードは↓から。
http://www.h7.dion.ne.jp/~qemu-win/index-ja.html

実行パッケージ。qemu-0.9.0-windows.zip てやつをダウンロード。

vmdkの作成

qemuを「D:\qemu\」に解凍したとします。
コマンドプロンプトを開いて、

cd /d D:\qemu
qemu-img.exe create -f vmdk D:\VM\CentOS\CentOS.vmdk 8G

と移動。入力。
1行目はqemuの実行ファイルのあるディレクトリに移動して、2行目でvmdkを作成しています。最後が容量です。これで、8GBのハードディスクがD:\VM\CentOS\CentOS.vmdkとして作成されたと思えばいいです。欲しければもっと容量は大きくてもいいと思います。

vmxファイルの用意

vmxファイルは、仮想マシンのことを色々設定するファイルです。書かなきゃいけないことはたくさんありますが、必要最低限のことを書けばあとは自動生成してくれるので大丈夫です。
メモ帳で
D:\VM\CentOS\CentOS.vmx
を作成します。そして、CentOS.vmxには、

config.version = "8"
memsize = "512"

displayName = "CentOS5"
guestOS = "redhat"

ide0:0.present = "TRUE"
ide0:0.fileName = "CentOS.vmdk"
ide0:0.redo = ""
ide1:0.autodetect = "TRUE"
ide1:0.present = "TRUE"
ide1:0.fileName = "auto detect"
ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"

ethernet0.present = "TRUE"
ethernet0.connectionType = "bridged"
ethernet0.addressType = "generated"

と、これくらい書けば大丈夫です。*1

  • memsizeはメモリのサイズです。512くらいあっても損しないかもですね。
  • guestOSにはCentOSなのでredhatと・・・。VM/VMware/VMX ファイル - SyncHackに詳しく書いてあります。
  • ide0:0 こいつが、CentOS.vmdk、つまり仮想ideにつながれてるハードディスクを認識するための記述です。
  • ide1:1 これは、CDドライブ。あとで書き換えたりします。
  • ethernet0 これはイーサネットカード。connectionTypeを、bridgedにする理由は、まあ後で書きます(笑)


とりあえずこれでゲストOSインストールの準備は完了のようです。



というかここまで書いて、またもウノウラボに同じような記事があるのを発見。・・・・もー。。まいっか、CentOS5になってるし(笑)

*1:8/7修正。ごめんなさい、config.version の記述がなかったらエラーになります。