#10 PHPのインストール・設定::VMWare×CentOS5 Windowsでカンタン開発環境
PHPをパッケージインストール
[root@five ~]# yum install php php-pear php-mbstring php-mysql php-gd
ま、絶対必要なのは、pearとmbstringくらいでしょう。mysqlやgdは必要に応じて、また必要があればその他のものもインストールしてあげてください。
これだけやれば、とりあえず大丈夫です。
もし、ほかに何がインストールできるのか知りたい場合は、
[root@five ~]# yum list php*
と打ってあげれば、インストール済み含めてすべて表示してくれます。便利ですね!!
apacheの再起動
パッケージ経由でPHPインストールすると、/etc/httpd/conf.d/ の下に、php.conf というファイルが生成されます。apacheは、conf.dディレクトリに入っている、.confで終わるファイルのすべてを読み込み、設定を追加するようになっています。
このphp.confに、apacheにPHPモジュール読ませたりとかに必要なことが書いてあります。なので、httpd.confをいじらなくても、すぐ使えます。
で、再起動しないと設定が反映されません。
[root@five ~]# /etc/init.d/httpd restart
PHP 5.2.4 を yum でインストールしたい
ところで、現時点で、5.1.6がインストールされますが、正直5.2.xがほしいよ・・・とか思ったらどうするか。
で、探したらありました。
まぁ要するに、Utter Ramblingsというサイトの、Jasonさんの作ったリポジトリからインストールできるということです。
簡単に手順を書いておくと、
- GPGキーインポート*1
[root@five ~]# rpm --import http://www.jasonlitka.com/media/RPM-GPG-KEY-jlitka
- yumのリポジトリ追加(ファイルを新規追加)
[root@five ~]# vi /etc/yum.repos.d/utterramblings.repo [utterramblings] name=Jason's Utter Ramblings Repo baseurl=http://www.jasonlitka.com/media/EL$releasever/$basearch/ enabled=0 gpgcheck=1 gpgkey=http://www.jasonlitka.com/media/RPM-GPG-KEY-jlitka
サイトの説明では、 enabled=1 にしてありますが、常にenabledになるのはちょっといやだったので、0に設定します。
そんで、
[root@five ~]# yum --enablerepo=utterramblings update php
enablerepoオプションつけることでutteramblingsリポジトリを使うことができます。さっきインストールすんでいるので、installではなくてupdate。
手元の環境では、
Loading "changelog" plugin Loading "installonlyn" plugin Loading "fastestmirror" plugin Setting up Update Process Setting up repositories utterramblings 100% |=========================| 951 B 00:00 base 100% |=========================| 1.1 kB 00:00 updates 100% |=========================| 951 B 00:00 addons 100% |=========================| 951 B 00:00 extras 100% |=========================| 1.1 kB 00:00 ... ============================================================================= Package Arch Version Repository Size ============================================================================= Updating: php i386 5.2.4-jason.2 utterramblings 3.6 M Updating for dependencies: php-cli i386 5.2.4-jason.2 utterramblings 2.6 M php-common i386 5.2.4-jason.2 utterramblings 353 k php-gd i386 5.2.4-jason.2 utterramblings 319 k php-mbstring i386 5.2.4-jason.2 utterramblings 1.3 M php-mysql i386 5.2.4-jason.2 utterramblings 262 k php-pdo i386 5.2.4-jason.2 utterramblings 156 k Transaction Summary ============================================================================= Install 0 Package(s) Update 7 Package(s) Remove 0 Package(s) Total download size: 8.6 M ... Complete!
となり、その後apache再起動かけ、phpinfoしてみたら、無事に5.2.4が表示されたので、どうやら使えそうです。
まあ標準のリポジトリでやりたいって場合はやらなくてOKな作業だと思います。だた、ソースからコンパイルってのはメンテナンス性からしてあまり効率がよくないので…と思ってるのですが。まぁソース派の方はソースかけちゃってください(笑)
というわけで、5.2.4入れようとしなければ、それほど大変ではないPHPのインストールについてでした。
ちゃんちゃん。
*1:ここ、ちゃんとわかってないんですけど、jasonさんのパッケージの証明書を登録してるってことかな…?たぶん。。
エラーでVMを起動できない:「ファイルサイズが大きすぎます」
ためしにメールから熱心に更新してみる。
エラーで起動できず
今日、会社のパソコンにVMインストールしていつものようにvmdk(8Gでフォーマット)とvmx(せんとす)を作って、vmxをダブルクリックしたところ、
ファイルを開けません。
サポートされないファイルシステムです。
一部のスナップショットに使われてるかも。原因:ファイルサイズが大きすぎます
みたいなエラー(内容ちゃんとメモっとけばよかった…かなり失敗)が出て、VMWare Playerを起動できないなんて現象が発生した。
んなばかなー?と思ってvmxの中身見直したりしたけど、だめ。
で、ファイルシステム?と思ってそのドライブ(Cドライブだった)のファイルシステムを見たら、なんとFAT32だった…orz*1
それもそのはず、FAT32では2Gかそこら以上の大容量ファイルは扱えないのです…
てことで、ファイルシステムをNTFSに変換します。
コマンドプロンプト開いて、
convert C: /fs:ntfs
です。
ファイルが使用中だからなんちゃら使用中のファイルのマウントを解除しますか?
って聞かれたから、まあ安全のために n にして、再起動時のスケジュールにいれて再起動しました。
あ、NTFSに一度変換したらFAT32に戻すコマンドはないからご注意。
でコンバート完了後は無事起動できました。
にしても、vmdk作成時って、フォーマット直後は1〜2MBしかないんですよね。中身何もないハードディスクと同じだから。なのにフォーマットされてるディスク容量とファイルシステムが対応してなかったときにエラー出すVMWareって結構素敵?
そういうもんなのかなあ?
ココではまった人いるのかな?最近はWindowsは大体NTFSだもんね。
とは思ったけど、一応書き残しておきます。
*1:結構古いパソコンで、Windows2000からXPにアップグレードしたやつっぽい。まあスペック的にもVM使うには限界。